農業は自然の中で仕事ができ、すがすがしい気持ちになれるのが魅力です。２０２０年にダリア専門の花き農家として新規就農しました。
ダリアの花を見て「きれいな花」と直感的に一目ぼれして、栽培することを決意しました。近所のダリア農家で知識や技術、ノウハウを学びました。先輩農家にアドバイスをもらい、ＮＡＭＡＨＡＧＥダリアの「パール」「ＲＥＩＷＡ」や大曲の花火ダリアの「橙炎」「八重芯」などを植え付けています。今年は、ハウス４棟（各９６坪）で１８品種３２００株を管理しています。丹精込めて育て、きれいな花を咲かせるよう心掛けています。切り花３万本の出荷が目標で、ＪＡや地元産直「しゅしゅえっとまるしぇ」に納品しています。
「やりたい品目を見つけて、楽しく取り組めるのが一番」と夫（覚さん＝３９歳）から助言され、花好きもあり、ダリア栽培を始めて良かったと思っています。忙しい時期には、夫が防除作業や出荷などをサポートしてくれるので助かっています。
就農後は、長雨による生育不良や病害虫の防除や駆除と大変な事もありますが、商品を購入した消費者からお褒めの言葉をかけてもらうのがうれしく、励みにして頑張っています。
今後は、栽培が難しいとされる大輪系の「純愛の君」という品種に挑戦したいです。これからも鮮度の良い高品質なダリアを出荷できるよう努めます。
