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東北版9月2週号
古民家でパン店 交流も楽しんで - 佐々木さん夫妻

 大仙市強首の「たろすけガーデンぱん」では購入したパンを店内で食べられるほか、季節の花も楽しめる。店を営むのは佐々木博文さん(69)、月野さん(65)夫妻。2021年に自宅裏の古民家で店を始めた。
 営業日は毎週土・日曜日の午前中。商品は季節の食材を取り入れながら十数種類を販売する。イートインスペースでは100円で茶やコーヒーが飲め、地域の立ち寄り場所として活用されている。
 5㌃ほどの畑でパンに乗せるトマトやピーマンなどを栽培し、庭で
は柿やキウイ、ブルーベリーなどを手がける。国産の小麦粉を使用し、柔らかく食べやすい食感を目指している。
 地域には自由に立ち寄れる場所がもっと必要ではないかと提案する博文さん。「手作りのパンを通じて家庭内や地域のコミュニケーションの一助にしてもらえたらありがたい。ガーデンを見て立ち寄ってくれるだけでも交流が生まれ十分うれしい」とほほ笑む。
 今後について博文さんは「ガーデンの拡張が目標。外でパンを食べながら、お茶が飲める憩いの場にしていきたい」と計画している。
次号をお楽しみに!