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2021年6月4週号
エダマメの高品質生産を目指す - 農事組合法人池内ファーム
 大館市上川沿地区で水稲22㌶とエダマメ20㌶を栽培する農事組合法人池内ァームでは、4月下旬から7月上旬までエダマメの播種作業を行っている。
 同法人の戸田千賀雄代表理事(65)は「消費者が好む青くてきれいなエダマメを作りたいと思って栽培している。市場出荷分のA品と店舗販売分のB品の二つを合わせた商品歩留まりが、70%以上になるよう目指す」と話す。
 同法人は、近隣2法人と連携してネットワーク型団地を形成し、20㌶ずつ計60㌶でエダマメを作付ける。秋田県のメガ団地等大規模園芸拠点育成事業を利用し、団地ごとに販売額1億円以上を目標にするという。
 3法人は共同のエダマメコンバインで順次収穫するため、話し合いにより栽培計画を立案。「薬剤散布や中耕培土など中間作業の時期を調整して7品種を播種する。出荷施設の利用が重複しないように考慮している」と戸田代表理事は話す。
 収穫は7月下旬から10月中旬まで続く。今年も独自の栽培暦を作成し、適期に収穫できるよう栽培管理していく予定だ。
次号をお楽しみに!