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2022年2月4週号
促成アスパラガスの仕上がりに手応え - 檜森圭太さん

 「昨年12月からの日照不足によって、10日ほど収穫が遅れたが、いい状態に仕上がった」と話すのは三種町浜田の檜森圭太さん( 39)。促成アスパラガスをビニールハウス2棟で50㌃栽培する。
 檜森さんは、昨年2月中旬に播種を開始。5月上旬に畑へ定植して、11月中旬には株を掘り取る。その後、ハウス内へ伏せ込んで、今年1月上旬から2月末まで収穫する。
 「状態のいいアスパラを収穫するには、畑へ定植してからの病害虫防除次第だ」と話す。収穫後には選別、袋詰め作業を手際よく進め、全量をJA秋田やまもとに出荷する。
 ハウス内は、水温32度前後の温水を使い、地温15度以上をキープする。春野菜のアスパラガスは温度管理が重要だが、原油の高騰で灯油代がかさんでいるという。
 同JAアスパラ部会の部会長を2年務めている檜森さん。地域農業発展のため、今後も研けん鑽さんを積みながら農作業に励む。
次号をお楽しみに!