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東北版5月4週号
オクラ9万パック出荷目指す 品種を更新 灌水に重点 - 農事組合法人足田営農組合

 羽後町足田の農事組合法人足田営農組合(今泉久代表理事・67歳)では、水稲や花きのほか、オクラを29・7㌃作付けしている。従業員10人で、オクラ9万パック出荷を目標に栽培に取り組む。
 同地域のオクラは2017年に「ひばり野オクラ」として地理的表示(GI)保護制度に登録された。同法人では、今年から品種を「アーリーファイブ」から「ジュピター」へ切り替えた。越前和行副代表理事(46)は「収量が安定していたため、今年は全てジュピターを植えた」と話す。
 味や食感に違いはないが、ゆっくり伸びるため、サイズをそろえて収穫しやすい。7~8㌢でパックに詰め、1パック当たり約70㌘で出荷する。
 ジュピターは水の管理が最も重要で、同法人がくみ上げポンプで管理する。「天候や気温を考慮し、生育状況を見極めた上で最適な量を灌水するよう調節している」と話す。
 今年は気温の高い日が続いたため、オクラの収穫が例年より早いという。越前副代表は「従業員で役割分担し、協力して頑張りたい」と意気込む。
次号をお楽しみに!